「松江水燈路(読み方:まつえすいとうろ)」の期間中は、松江城周辺で多くの音楽イベントが開催されます。
秋の夜長、水燈路の灯りを眺めながらゆったりと音に身を任せるのも良いものです。
水燈路のメイン開催日には、お城周辺の施設も遅くまで開放しています。
松江歴史館
10月11日、松江歴史館の大広間で開催された「きこゆや 箏とクロマチックハーモニカ」。
「きこゆや」は箏演奏家の千綿恵さんを中心としたユニット名。(名前の由来は「聞こえますか?」の古い言い方なんだそうです)
箏と様々な楽器とのコラボ演奏を聞かせてくれます。
今回はクロマチックハーモニカとの組み合わせ。
クロマチックハーモニカの低音はまるでオーボエのような音色。
箏とハーモニカとは、珍しい組み合わせ。その音色の響きを楽しませてもらいました。
松江城 興雲閣
10月12日(月・祝)、改修工事が完了した松江城・興雲閣で開催された「まい&れいれいコンサート」。
親子デュオ・まい&れいれいのお二人には、順光寺でも演奏していただいたご縁もあり、今回も撮影に駆けつけました。
興雲閣(松江郷土館)は、明治期に迎賓館の役割を果たした建物だけに、音響は抜群です。
改修工事により、壁や扉の色合いも明治期当時のものが再現されたそうです。薄い緑色が本来の扉の色だったんですね。
2014年に市民公募によって決定された公式ソング「水燈路に行きましょう」
水燈路期間中、松江城二の丸では地元シンガー・小早川恵子さんが歌う曲がBGMとして流されています。
ピアノとバイオリンによる歌なしバージョンも良い感じです。
トヨタAQUAのCMでも使われた、千本桜。若い世代を意識した選曲とのこと。
まい&れいれいのお二人は、10月16日~18日の県庁ライトアップイベント「結いとうろ」でも出演されるとのことで、こちらも楽しみです。