松江の秋の風物詩、「松江水燈路(読み方:まつえすいとうろ)」が本格的にスタートしました。
メイン開催日(10月の毎週土日祝日)は、松江城二の丸やお堀端にたくさんの手作り行燈が並べられ、松江の秋の夜を彩ります。
毎年、最初の土曜日に開催される点灯式の様子。
カウントダウンで光船の光が灯ります。
今年は過去最多の1500個の行燈が用意されたとのこと。
松江城二の丸にたくさんの行燈。
光船が照らすお堀。塩見縄手のお堀端に行燈が並べられ、暗闇の中に行燈の光が浮かび上がります。
保存修理工事が完了した興雲閣(松江郷土館)。内装も綺麗になっていました。
興雲閣前に並べられた猫の行燈。
松江城大手前では、第17回鼕まつり。今年は鼕行列100周年ということで、10月18日の本番も盛り上がりそうです。
松江水燈路2015 週末開催の個人的おすすめ撮影スポット
松江城二の丸
今年国宝に指定された松江城の天守閣をバックに、たくさんの行灯を撮ることができます。
広角レンズを使うと、行灯の数が強調されると思います。
行灯を多くフレームに入れようとして後ろに下がり過ぎると、木が前に入って天守閣が映らないので注意が必要。
撮影場所は天守閣を入れるためには二の丸の中心ぐらいがベスト。段差があるので、下からのアングルも撮りやすい。
塩見縄手の松江ごころ周辺
定番撮影スポットのひとつ。堀端に並べられた行灯と堀川を照らす「光船」をフレームに入れることのできるスポット。ここも広角レンズがおすすめです。
少し歩けば、綺麗にライトアップされた武家屋敷にも行くことができます。
水燈路期間中の週末(土日祝日)、塩見縄手は街灯が消され車も通行止めとなります。行灯の灯りだけが頼りなので、足元には充分ご注意ください。通行されている方にも充分ご配慮を。(自転車は押して)
水燈路撮影にあると便利なアイテム
非常に暗い場所での撮影になります。次のものを用意したほうが良いでしょう。
三脚
何はなくともこれだけは。水燈路撮影で手持ちは厳しいです。
水燈路を楽しんでいる方の邪魔にならないように注意しながら使いましょう。
レリーズ(リモートシャッター)
シャッターを押した時のブレ防止に。あると便利。
ペンライト
ない場合はスマホや携帯のライトで代用。レンズ交換の時などに手元を照らすために使用。水燈路の会場は本当に暗いです。
こちらも同じく、水燈路鑑賞中の方の邪魔にならないように注意。
上着
特に10月中旬~下旬、夜は気温が下がります。経験上、ダウンのベストなどを羽織ると寒さに気を取られずに撮影に集中できます。
水燈路写真展の開催時間について
水燈路写真展を松江歴史館で開催しています。
会場の松江歴史館は、水燈路期間中(10/1〜10/31)土日祝日の開館時間が21時まで延長されます。平日なかなかご来場できない方は週末の夜にゆっくりとご観覧くださいませ。
10月1日(木)から水燈路開催期間の31日(土)まで松江歴史館で開催される「水燈路写真展」の開催時間のお知らせです。
【開催時間】
平日→ 8:30〜17:00(第3木曜休館)
土・日・祝→8:30〜21:00です。是非足をお運びください。
via:松江水燈路のお知らせ: 水燈路写真展 開催時間について
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関連イベント
水燈路期間中は今年もたくさんのイベントが開催されます。
詳細は、水燈路の公式サイトをご覧ください。